※Glyphsで作成した小カギフォントも含まれています。
●各文字列に段落スタイルを適用してみてください。
●サンプルドキュメント左側の白抜き数字(緑地内)は記事における図の番号を示しています。
https://horyuji-kondohekiga.jp
■法隆寺金堂壁画写真ガラス原板 デジタルビューアー
===
https://horyuji-kondohekiga.jp/murals.html
■法隆寺金堂壁画の美術史的価値と写真ガラス原板
有賀 祥隆
(東北大学名誉教授、法隆寺金堂壁画保存活用委員会委員長)
===
https://horyuji-kondohekiga.jp/conservation.html
■写真ガラス原板の保存修理と活用
文化財の概要
重要文化財 法隆寺金堂壁画写真ガラス原板 363枚
ガラス乾板(コロタイプ原板)
縦55.6~61.0cm 横44.6~46.0cm
昭和10年(1935)撮影
奈良 法隆寺蔵
英国イルフォード社製のガラス乾板を使用。撮影の翌年にコロタイプ印刷用の版を作成するため膜面を剝がして反転させ、大半を別の厚手のガラス板に貼り替えている。
(備考)
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-b14761.html
5年程前に、PanasonicのC-MOS技術は台湾の企業に売られた、ように記憶していたけど、事業継続しているのですかね?
こんな異常な照明下(マゼンタ光)で色再現が重要な需要って有るのかな?
と想ったら、ちゃんと用途が書いて有った。
「この色再現技術を使えば、マゼンタ光を使用する植物工場のようなイメージセンサーにとって本来の色の再現が難しい環境下でも、正確な色の再現や検査が可能になる。」
シアン光やマゼンダ光でも正確に色再現、パナソニックの有機CMOSイメージセンサー https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2303/20/news067.html
=====
「光電変換膜薄膜化技術」
光吸収係数がシリコンと比較し最大約10倍高い有機薄膜の開発により、光の吸収に必要な距離を短くすることで実現した。
シリコンイメージセンサーの光電変換部であるシリコンフォトダイオードと比べて有機膜を薄く設計できるので、混色の要因である隣接画素からの斜入射光が原理的に低減されるという。
「電気的画素分離技術」
画素の境界部に電荷排出用の電極を設けることで、混色や解像度低下の一因になる画素境界部の入射光による信号電荷を排出し、隣接画素からの信号電荷の侵入を抑制する構造によって実現した。
「光の透過抑制構造」
特に青色光に比べて長波長でエネルギーの低い赤色光は透過しやすく、影響が大きい。
例えば、シリコンイメージセンサーの場合、赤色光側の波長600nmの光は約20%透過してしまう。
しかし、有機CMOSイメージセンサーの場合、光電変換部である有機薄膜の
下部には画素電極と電荷排出電極があり、有機薄膜で吸収しきれなかった入射光は電極で吸収もしくは反射して再度有機薄膜を通過することで吸収される。
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素晴らしい。
出典:
PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005066.000003442.html
(追記)
いよいよ シリコンフォトダイオードの時代が終わるのかな。
どうしてもシリコン単結晶では、色によって浸透深さが(吸収深さ)が変わる点が、この問題の発生源ですよね。
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-0cd9d6.html
青(450nm) 0.23 μm
緑(530nm) 0.70 μm
橙(610nm) 1.74 μm
赤(710nm) 3.50 μm
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230313-2622578/
300mmウェハ対応i線露光装置(ステッパー)
画面サイズ50mm×50mmの一括露光を実現しつつ、解像力0.5μmを実現
・フルサイズCMOSイメージセンサ
・HMD向けマイクロOLED
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I線とは
https://www.ushio.co.jp/jp/technology/glossary/glossary_a/i_line.html
i 線とは、波長365nmの水銀のスペクトル線のこと。
水銀は多くのスペクトル線を持つが、紫外域・可視域・近赤外域における強いスペクトル線として、
253.652nm、
296.728nm、
312.566nm、
365.015nm、
404.656nm、
407.781nm、
434.750nm、
435.835nm、
546.074nm、
576.959nm、
579.065nm、
690.716nm、
1013.98nm
がある。
このうち、紫外域の波長365.015nm≒365nmのスペクトル線を i 線と言い、この波長を利用したステップアンドリピート(step and repeat)方式の露光装置を i 線ステッパなどと言う。
=====
露光装置の要素技術
https://www.ushio.co.jp/jp/technology/lightedge/200111/100266.html
水銀は、原子核の周りに80個の電子がある。
基底状態では最外殻の6s軌道に2個の電子が存在する。
その電子配置は、1s2 2s2 2p6 3s2 3p6 3d10 4s2 4p6 4d10 4f14 5s2 5p6 5d10 6s2と表わされる。
この最外殻の6s軌道にある2個の電子が励起準位に遷移する過程によって、種々の線スペクトルからなる光放射が発生する。
電子状態と代表的な許容遷移を図4-4に示す。
通常、露光に使用される水銀のラインは、g 線(436nm)、h線(405nm)、i線(365nm)である。
これらの各線の中に、大きな遷移確率を有するものが含まれており、強い放射を得ることができる。
これらのラインの共通点は、着目している遷移の下準位が63pの三重項の電子状態に落ちることである。
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2303/07/news075.html
「ダイナミックなシーンや低照度下でブレを除去
人間の脳から着想を得たPropheseeのセンサーは、特定の時間に輝度レベルを変化させるピクセルだけを検出することで、データを本質的に圧縮する。つまりセンサーは、効率性にも優れた非常に高いフレームレートで動作できるが、ほとんどのタスクで、非常に低い電力および帯域幅で動作可能となる。」
最近この手の奴がかなり酷い状態だなあと思ったりするので、つらつらと駄文書いた次第です、はい。
2月15日にすじこのバージョン4.2beta4を公開しました。ダウンロードはuploader.jpのレンタルアップローダーから。
beta5では、beta4で実装したファイル列挙処理のバックグラウンド実行をテストする過程で内部ファイルリストに関連する不具合がいくつか見つかったため、それらを修正しています。これまでは不具合として認知できていなかったり、発生する条件が分からず同じ事象を再現できないなどの理由で手が付けられなかったところが改善されていますので、是非テストしてみてください。
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ウインドウの角丸や透過部分を再現してのキャプチャが可能なWindows用スクリーンショット撮影ツールのPriScVistaが、1月24日公開のバージョン3.5でモニタのプロファイル埋め込みおよびsRGBへの変換に対応しました。
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とうとう4年目に突入してしまいますね。新型コロナウィルスによるCOVID-19禍。
2020年2月、横浜港に停留していた豪華客船ダイヤモンドプリンセス号の調査報告書では、共通通路天井の換気口にウィルスが付着していた事実があったにも関わらず(5)、空気感染の可能性を積極的に警告しませんでしたね。ひたすら接触感染が強調されました。
トドメは、蛍光塗料を使い、クルーズ船のバイキング方式レストランのトングから如何にウイルスが拡がっていくか、NHK特集などの実験で可視化され印象付けられました。
ここに来て、漸く飛沫による感染が認知され、エアゾル感染、空気感染という言葉も見られるようになりました。
~~~
空気感染対策の結果を数値で評価するためには、二酸化炭素モニターが重要な指標です。
そこで、今回は二酸化炭素濃度がいくつなら大丈夫か?を計算してみましょう。
ーーー
• 換気装置の基準 1人、毎時30m^3なら (4)
(410*30+10000*2.7)/32.7=1,201 ppm
• 台湾の教室基準 1人、毎分1m^3(毎時60m^3)なら
(410*60+10000*2.7)/62.7=823 ppm
ーーー まとめ
1人、1分間あたり新鮮な空気1立方メートルが必要として、
呼気に含まれる二酸化炭素濃度 : 1万ppm (1)
地球大気の二酸化炭素濃度: 410ppm (2)
肺活量: 1回3リッター、1分間に15回呼吸 (3)
で計算します。
結論:約800 ppm
ーーー
出典:
(1) https://www.teitannso.jp/article/16285046.html
(2) https://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/26/26-1/qa_26-1-j.html
(3) https://ds.data.jma.go.jp/ghg/kanshi/ghgp/co2_trend.html
(4) https://www.jsap.or.jp/docs/columns-covid19/covid19_1-2-4.pdf
(5) https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9849-covid19-19-2.html
「空気伝播を示唆する証拠は得られなかったが、廊下天井排気口からSARS-CoV-2 RNAが検出されており、特殊な環境でウイルスが遠方まで浮遊する可能性について更なる検討が必要である。」
3年前に私が購入した測定器は、最初にパルスオキシメーター
次に、二酸化炭素モニターでした。それから至る所で計測しています。
新幹線は、1000ppm前後です。
特急あずさが酷い状況でして、なんと、上り、高尾駅で3000ppmを越えました。
JRに何度か伝え対策と改善を訴えています。が残念ながら、未だに動きが見られません。
(了)
https://youtu.be/90l3EJU3mSE&t=21m04s
文化財保存と継承のためのデジタル技術の活用
九州国立博物館 河野一隆 学芸部長
文化財専用の緒方X線CTスキャナー
2006年導入。
2015年 正倉院宝物 螺鈿紫檀五絃琵琶
1.五絃琵琶の音色の再現。
2.古墳の調査研究
東京大学池内研究室と凸版印刷による
日岡古墳の三次元計測
福岡県王塚古墳
レーザー光で形状計測
顔料分析
古墳CG映像
https://youtu.be/90l3EJU3mSE&t=23m30s
壁画をたいまつの光/太陽の光で見た場合
3.刀剣鑑賞
https://youtu.be/90l3EJU3mSE&t=24m53s
備前長船刀剣博物館所蔵
国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛)」
論文
August 10, 2021
Smartphone imaging technology and its applications
Vladan Blahnik
Oliver Schindelbeck
https://doi.org/10.1515/aot-2021-0023
Abstract
Thanks to their portability, connectivity, and their image performance – which is constantly improving – smartphone cameras (SPCs) have been people’s loyal companions for quite a while now. In the past few years, multicamera systems have become well and truly established, alongside 3D acquisition systems such as time-of-flight (ToF) sensors. This article looks at the evolution and status of SPC imaging technology. After a brief assessment of the SPC market and supply chain, the camera system and optical image formation is described in more detail. Subsequently, the basic requirements and physical limitations of smartphone imaging are examined, and the optical design of state-of-the-art multicameras is reviewed alongside their optical technology and manufacturing process. The evolution of complementary metal oxide semiconductor (CMOS) image sensors and basic image processing is then briefly summarized. Advanced functions such as a zoom, shallow depth-of-field portrait mode, high dynamic range (HDR), and fast focusing are enabled by computational imaging. Optical image stabilization has greatly improved image performance, enabled as it is by built-in sensors such as a gyroscope and accelerometer. Finally, SPCs’ connection interface with telescopes, microscopes, and other auxiliary optical systems is reviewed.
2022年11月19日 国際度量衡総会でSI接頭語採択
国際度量衡総会で18日に追加の案が採択された。
追加は31年ぶり。
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20221118001563.html
Q クエタ 10^30
R ロナ 10^27
r ロント 10^(-27)
q クエクト 10-(-30)
メモ)
■質量 [kg] の定義は、8ケタまで上がった。
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2017/pr20171024/pr20171024.html
(2017/10/24)
(2011年には、この28Si単結晶を用い、プランク定数を当時の世界最高精度3 × 10-8(1億分の3)で測定した)
プランク定数をkgの定義に採用したことで、世界からキログラム原器が不要となった。(2019)
https://unit.aist.go.jp/riem/mass-std/化学と工業.pdf
■時間の精度 16
2017年時点
Sr-87 光格子時計 不確かさ 4x 10^(-16)
429228004229873.0 Hz
https://unit.aist.go.jp/nmij/public/report/SI_9th/pdf/3_SI_秒.pdf
[論文] 矩形波MTFとColtman補正の検討
水野茂、高田具泰:
論文受理 昭和54(1979)年10月26日
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrt/36/3/36_KJ00003105521/_pdf
[論文] 紫外線域でガラスの透過率を下げる原因は何か
弊社では、紫外線蛍光イメージスキャナを開発し、販売しております。
https://www.imeasure.co.jp/product/flscan.html
いわゆるブラックライトで光る印刷物の検査工程や、紫外線で光る素材の付着や塗布状況を解析、管理するために利用される装置です。
励起光として標準モデルは、375nmの紫外線を搭載していますが、中には、異なる波長をご所望のお客さまがおり、殺菌灯と同様のλ=253.7nmのFLSCANを作ったことも何度かあります。(※)
光学屋の常識としては、石英ガラス板を使うことになります。
何故なら、イメージスキャナは、光源と試料の間にプラテンガラスという透明なA3サイズの範囲を覆うガラス板があり、このガラスが紫外線を透過しないことには、そもそも蛍光を得られないためです。
~~~~~
この論文を見る限り、一般的なソーダガラスが、紫外線領域で光を透過しない原因は、酸化鉄を中心とする不純物によるものであり、不純物濃度を下げると、260nm付近でも透過率が80%有る、と研究成果が公開されている。
これは興味深い結果ですね。
目玉が飛び出そうな石英を使わなくても済むならそれに越したことはない。
[1] ソーダライムガラスにおける不純物の紫外線透過能に対する影響
藤田、高原:九州工業大学 2007
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jinstmet/71/12/71_12_1071/_pdf
[2]ソーダライムガラスの紫外線透過性に及ぼす塩素添加の効果
藤田、高原:九州工業大学 2007
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jinstmet/71/11/71_11_1057/_pdf
「260 nm 付近の吸収は母組成の紫外吸収端によるもの ではなく,鉄などの不純物に起因していることがわかった. 」
国立天文台 上席教授の渡部潤一先生が来社されました。
現在先生は国際天文学連合(IAU)の副会長。近年では天文学の普及活動にご尽力され各地で講演にひっぱりだこの渡部先生が、松本市に来られると知りました。
御縁があり弊社の大型スキャナ、オルソスキャナをご覧頂きました。
テレセントリックレンズの説明を「コリメート光の逆」とお話するとすぐにご理解されて、流石と感じました。非常に興味深くスキャナをご覧頂きました。
~~~
ご講演は、地元地方新聞の信濃毎日新聞関連の情報誌、MGプレスの千号発刊を記念してメディアガーデン(信濃毎日新聞松本ビル)で開催されました。(2022-9-19)
渡部先生の講演と、新聞社の丸山記者との対談の2部構成で、木崎湖の龍燈伝説にまつわる、お2人のトークに百名を超える来場者が聴き入りました。渡部先生は、以前に信濃毎日新聞のコラムで「この龍燈とは恐らくカノープス(見ることが出来ると長生きできるという南の地平線ギリギリに現れる星)のことではないか?」という仮説を提示しました。そこで丸山記者は、その星の姿を一目自分の肉眼で見たいと現地に131回も通ったそうです。
ほかにも「世界では、季節を知る生きる知恵として星を見る習慣が発達したが日本では四季が明確なため月見の方が発展した。」「日本全国に七夕人形を飾る伝統が3県(姫路、山梨、長野県松本市)にあるが、カータリ人形が有るのは松本市のみ。」というお話が興味深かったです。あらためて松本市ベラミのカータリ人形を見てこようと想いました。
(いちのせ)
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
2022年は、カラまねに関してはアップデートもなく宣伝などの活動も特に行わず……という感じで終わってしまいました。今年は、というと画像ビューアのすじこと合わせてモダンアプリへの移行も検討すべき時期かな、とも思いますのでぼちぼち勉強などしていきたいところです。
……とまああまり前置きが長くなってもアレなのでキャンペーンの話に入ります。
続きを読む
金属光沢面を撮影するためのシステムとして
オルソスキャナは理想的な光学レイアウトとなっています。
https://www.imeasure.co.jp/report/gold-leaf.html
【ポイント1】
撮影する全面において、
照明の入射光とセンサ1画素に向かう光軸の幾何学的なレイアウトが完全に一致しています。
これは、テレセントリックレンズの採用により実現しています。
上述の図にあるように、縮小光学系(一般的なデジカメ)では、レンズ光軸中心と、画角両端でこの幾何学的な光線の経路が異なり、反射の異方性を捉えることが出来ません。
【ポイント2】
更にもう一つ重要な点は、
Red/Green/Blue それぞれの色についても、
照明の入射光とセンサ1画素に向かう光軸の幾何学的なレイアウトが完全に一致しています。
点光源で照明された完全鏡面では、輝点が特定の一箇所でしか光りません。
しかし、一般的なデジカメのセンサであるベイヤー配列のセンサは、RGBのそれぞれの色の位置が異なるため、本来白で光るべき一箇所の点は、幾何学的に場所の異なる画素毎に異なる色フィルタの乗っているベイヤー配列センサでは、偽色が発生します。
これは、カラーラインセンサを採用しているイメージスキャナでも同様です。理由は、Red/Green/Blueのセンサが幾何学的に偶数ライン離れて配置されているためです。
~~~
オルソスキャナは、この問題を3板式のラインセンサの採用で解決しました。
そのため、白黒の線画だけでなく、鏡面反射する金属面であっても、偽色が発生せず、本来の白、もしくは、黒の色でアーカイブすることが可能です。
刀剣鑑賞
https://youtu.be/90l3EJU3mSE&t=24m53s
備前長船刀剣博物館所蔵
国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛)」
刀剣用イメージスキャナーの開発は、過去に2社が挑戦しました。
しかしポイント2の観点で課題が残っていました。
どうしても輝点近傍で色滲み(偽色)が生じ解像度を上げる程に目立ってしまいます。
紙への等倍印刷であればごまかす事ができる。
しかし、今後主流となって行く「デジタルビューアーでじっくり見る時代」では更に高い画像品質が求められる。
現時点で、凸版印刷のシステムは究極でしょう。
(参考)
http://imeasure.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/iphone-f23d.html
iPhone の偽色 輝く湖面にカタクリの群生の様な模様が現れるのは何故か
(2018.5.13)
「 Creative Suite 6および Creative Cloud サブスクリプションの最初のバージョン(10年以上前のソフトウェア)をご利用のお客様へ:ログインサポート終了のお知らせ」について
いやまあ、でもCS6って本来はとっくに終わってますからね、本当に。しかも何度も。
※ちなみに今回、以降のページで異様に縦長のスクリーンショットを何点か用意してますのでご了承ください。
使い方
①「読み込む側」のドキュメントを開いた状態でスクリプトを実行します。※読み込まれる側のドキュメントは画面には表示されません。
③設定が読み込まれます。※脚注オプションで使用されている段落スタイル、文字スタイル、スウォッチ、カスタム線種も読み込まれます。ドキュメント間で設定が異なる場合は「読み込む側」の設定が使われますので必要に応じて編集してください。
ネイティブデータについては、現状の2023/2022あたりの警告が出るようなアプリケーションで開く分には簡単にチェックできるうえで、今後認識不能になった場合もフォントの検索と置換周りで処理はできるだろうとは思うものの、既存のPDFについてはどのようにチェックするべき、として、プリフライト使うのがとりあえずいいじゃろっていう話が今回の件。
【 不思議なレンズ 】
オルソ画像を得るために、特殊なレンズ
「テレセントリックレンズ」を使います。
これは、半導体の電子回路パターンを作る際に使われるレンズで、ステッパーと呼ぶ装置の心臓部分のレンズです。
非接触で光学的に回路を焼き付けます。
このレンズの最も重要な特徴は、被写体がレンズに近づいたり、遠ざかったりしても、結像側の被写体の見かけの大きさ(寸法)が変化しない点です。
これは、ナノメートル精度で電子回路を何層にも重ねて焼き付ける半導体の製造プロセスにおいて非常に重要な機能です。
~~~
この実際の動画が以下にあります。
従来のレンズでは、ものさしが近づくと大きく、遠ざかると小さくなるのに対して、
(あたりまえですよね!)
https://www.youtube.com/watch?v=G_M9I5Yi-6g&t=87s
テレセントリックレンズの場合、ものさしの見かけの大きさは変化せず、ピントのみが変化しているのが判ります。
https://www.youtube.com/watch?v=G_M9I5Yi-6g&t=102s
本当に不思議なレンズなんです。
~~~
この不思議なレンズの仕掛けは、実は結構シンプルです。
https://www.imeasure.co.jp/pdf/leaf_OrthoScan-IMAGER_jp.pdf
通常レンズと被写体の間に、もう一つ凸レンズを配置します。
この凸レンズの焦点位置に絞り環を入れます。
そして、凸レンズの焦点距離だけ離れた物体側(図では下側)に被写体を置きます。
すると、なんということでしょう!
被写体から四方八方に放たれた光の内、
垂直(真上に向かって)にレンズに入る光以外は、
この絞り環を通過することができないのです。
これが、テレセントリックレンズの仕掛けです。
図は、片側テレセントリックレンズ(被写体側のみテレセントリック)ですが、より精度の良い(温度依存の少ない)レンズは、両側テレセントリックレンズとして設計され、センサ側(図の上側)もテレセントリック性を持たせるレンズも有ります。
前にも書きましたが
もう… PDFにも天地向きありますよって
『表示』と『文書の天地』は別もんです。
はぁ?な場合はこちらも見てね
[スタンプ]スタンプの回転を決める(文書の回転と天地)
https://force4u.cocolog-nifty.com/skywalker/2014/01/post-03f7.html
テキスト認識での誤認識
https://force4u.cocolog-nifty.com/skywalker/2015/07/post-cb62.html
①見出し段落スタイル
見出し段落スタイルにはテキストフレーム幅の背景色を設定する(左右のオフセット値を「0mm」と設定)。・行送りの基準位置が「上」の場合は行送り値を「0Q」と設定(「中央」「下」の場合は設定不要)
②小口側用段落スタイル
小口側用に段落スタイルを用意する(本文スタイルベース)。・行送りの基準位置を「中央」または「下」、行送りを「0Q」に設定(前行に重ねる)
・行揃えを「小口揃え」に設定
・背景色の幅を「テキスト」と設定し、左右は「25mm(マージン+塗り足し幅)」と設定
③ノド側用段落スタイル
ノド側用に段落スタイルを用意する(小口スタイルベース)。・行揃えを「ノド揃え」に設定
・背景色の左右は「18mm(マージン)」と設定
その他
「次のスタイル」を①→②→③と設定する。